「原色日本植物図鑑 草本編1」は、初版1957年(昭和32年)の発行以来、2008年4月の重版まで改訂を加えながら69刷という、驚異的な重版数を数えます。
ここまでのご支持をいただいているのは、一つひとつ丁寧に描かれた手描きによるカラーイラストによる図鑑であること。(写真よりもイラストのほうが特徴を把握しやすい)。
また、日本語の図鑑としては最もアップトゥデートに学名や分類体系を改訂してきたこと。
そして、個々についての解説もできるだけ簡潔で、しかも読者に伝わりやすく書かれていることが特徴です。
必要に応じて花の解剖図も載せてありますので、詳しい解説とあわせて植物の理解を深めるのに便利です。
草本編合弁花類。日本に自生する野草のうち、合弁花類植物590種ほどを原色図版に収め、解説ページには日本産合弁花類全種がわかるように、詳しい検索表を付して区別点などを明示している。