全天の88星座を春夏秋冬の季節ごとに4巻に分け、星座の物語、星の固有名詞などを、星座の見つけ方とともにやさしく解説した入門書です。とくに、探したい星座が、いつ(月日、時刻)、どこ(星空のどのあたり)にあるのか、見つけられることを前提にしています。
各巻の巻頭に月ごとの検索表をつけ、それに従って星座の名まえを調べることができます。初心者でもわかるように星座さがしのコツを、写真とイラストで徹底的に解説しています。
また、星座は見つけられるけれども、その先までという方のために、星座にひそむ星雲・星団や二重星などの「みどころ」も解説しています。星座には特殊蛍光インキを使用し、野外観察のときでも、星が浮き上がって見えます。
「星座(冬)」では、冬の星座21星座を扱っています。例えば、さそり、ほうおう、くじら、さんかく、みずへび、おひつじ、ペルセウス、とけい、オリオン、うさぎ、おおいぬなど。
冬といえば北風がスモッグを吹きはらってくれるため、夜空は冴えわたります。そのうえ、一年中でもっとも華やかな星々で飾られる季節です。また、巻末には、星座の写し方、月の写し方なども解説しています。
