ホームヘルパー(訪問介護員)、介護職員基礎研修について


介護の実務経験から介護福祉士を受験する人で、先にもっておくとよい資格、受けておくとよい研修として、ホームヘルパーと介護職基礎研修があります。対象と資格取得条件は以下のとおりです。
ホームヘルパー2級
訪問介護員として従事する者、従事することを希望する者
講義58時間
実技講習42時間
実習(施設での介護実習など)
30時間の計130時間の講習
※訪問介護において身体介護、家事援助を行える。

ホームヘルパー1級
2級課程修了者
1年以上の実務経験者
講義84時間
実技講習62時間
実習84時間の計230時間の講習
※訪問介護事業所においてサービス提供責任者として、従業員の育成指導、利用者とヘルパーとのコーディネート等が行える。

介護職員基礎研修
これから介護職員を目指す人と、介護福祉士資格をもっていない現任介護職員。
ホームヘルパーから介護福祉士の資格を取るための橋渡し的な役割として、介護職員基礎研修が2007年から実施されています。介護職員基礎研修の修了者は、ホームヘルパー1級よりも上位資格に位置づけられ、ホームヘルパー1級と介護福祉士の中間的な資格です。都道府県または都道府県が指定する事業者が実施する研修を受けます。
講義・演習360時間
実習140時間の計500時間の研修。
ホームヘルパー2級課程修了者は、実務経験1年未満で150時間免除、実務経験1年以上で350時間免除。
ホームヘルパー1級課程修了者は440時間免除。

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